エスプレッソマシン シモネリ オスカー simonelli oscar
エスプレッソマシンは2012年9月にシルビアからシモネリのオスカーに代わりました。
オスカーはHX機の中でも低価格なので日本でもユーザーが増えているようですが、ブログなどで故障が取り上げられることが多いので、関連するであろうことをとりあげます。
シルビアは故障も無く利用できました。ただスチームの切り替え時間とパワー持続力は300mlのボイラー容量では限界を感じました。
設置スペースに制約があるのでできる限りコンパクトでスチームパワーがあるものが候補になりました。
設置場所が食器棚の中段にあるカウンターのため、水タンクにアクセスするためにマシンを前方に引きずり出さないとタンクを取り出せなかったり点検やメンテナンス面でも重量が軽く扱いやすいです(14㎏)。ステンレスより軽いABS樹脂製ボディーの優位なところです。同じ30cm幅のRocket Cellini タイプは23㎏から。
ヒーターの入ったスチーム用ボイラーの中に配管を通して熱交換(HX)を利用して抽出系統としている構成は、ダブルボイラー機やスチーム系統がサーモブロックになり独立しているものよりシンプルです。設置できるサイズでcoffeegeekなどのウェブサイトでレビューが多く浮上したのがシモネリのオスカーでした。
シルビアを購入したときには2リットルクラスのHX機でコンパクトなものがあるのだと思いましたが、樹脂製の角の無い丸みのあるボディーで圧力計無かったり、特徴のないシンプルな見た目に、それ以上に惹かれることはありませんでした。
購入検討時にほぼ同じボイラーやグループヘッドを利用したMusicaムジカやほかの2リットル前後のボイラーを持つHX機の機種と仕様を比較しました。
省略されている装備(マシンの保護、安全機能を持つもの)
●ウォーターポンプ系統用Over pressure valve(OPV) 設定を超えた過大な水圧を受けると開放する。(抽出圧調整弁として機能します)
グループヘッド周りにOPVのような圧力調整弁を装備すれば、抽出が進みコーヒーパウダーをお湯が抜けやすくなった時に抽出圧を下げることができれば、コーヒーの特に苦み成分の抽出具合を調整することができます。
●ボイラー内の温度変化で内圧が外気圧より低くなったときの負圧を逃がすAnti vacuum valve(vacuum breakers真空破壊弁)
ボイラや配管の内圧が低下すると外気圧によって押しつぶされる力がかかり、気圧の低いほうに吸い込む力が働きます。それらの悪影響を防ぐために装備されています。
ボイラーなどの圧力容器の運用では、一定の温度で運転を続けるのが機器にとって気圧変化の少ない安定した状態となります。暖気、冷却を繰り返すと気圧の変化で部品に負担がかかり故障をしやすくなるリスクが増えます。特に高温高圧で運転される機器たとえば原発などではそう言えるのでしょうが、オスカーではどうなのでしょうか?
圧力鍋にある圧力調節弁は負圧だけでなく、一定値以上の加圧も逃がしシューと蒸気が噴出して存在感があります。高価な部品でもないのに、なぜ装備しないのでしょうか。
後で説明するErektro'sでは電源onして暖気する際、スチームバルブを少し開放させることを勧めています。
●スチームやウォーターポンプの圧力計が装備されていない。
(スチームボイラー圧力計は暖気具合がわかる、プレッシャスイッチの作動反応がわかる、ポンプ水圧計は抽出圧の調整に必要。それぞれ数値で異常が読み取れます)
同じようなボイラー容量のマシンと比較して配管レイアウトなど特に変わったところはありません。省かれている装備などを利用しても故障が起こる場合でも、ほかの機種でも同様に起こる故障する部品の品質や寿命の問題、使用する水に含まれる石灰などのミネラル分が固体化する水垢の問題などが挙げられます。部品は他のHX機に利用されている部品メーカーの製品が多く採用されています。水垢の問題はメンテナンスで軽減できます。故障原因は複雑な場合もあり、どんな故障が多いのか気になるところです。
ある程度の構造と仕組み、故障診断や部品を取り外しての点検や部品の追加ができるので、イタリアから個人輸入で購入しましたが、ご自身や周りにおらられないのであれば、オスカーに限らず点検や修理などのメンテナンスが必要なので、それを考慮して購入先を決める必要があります。
Erektro's イタリアのシモネリ工場から5kmほどのところにある電気屋さんで補修部品や上記のコストダウンなどのために省略された部品を販売していて利用しました。 http://www.elektros.it/en/index.html
故障不具合の診断やメンテナンスについて http://www.elektros.it/en/tips-and-tricks.html
シモネリエンジニアさんの非公式なdescale湯垢対策という項目があります
●使用する水のBRITA浄水器を使っての除石灰
●6ヶ月に1回程度のクエン酸による除石灰を勧めています
日本メーカーの浄水フィルターは全般的に軟水なこともあり、さらにはミネラルは人体に有効なイメージがあるので石灰やミネラル成分を除去しにくいフィルター採用しているようです。集合住宅では給水管の腐食を防ぐためカルシウム皮膜を配管に付着させるために設備が設けられるぐらいです。BRITAのフィルターも仕様は地域によって仕様は異なるようですが、石灰分の除去性能は日本仕様でも確認できます。並行輸入品も購入できます。
購入直後にオーバープレッシャバルブ(OPV)ポンプとアンチバキュームバルブ(AVV)を取り付けました。
OPVは水がポンプを出たところに取り付けて、作動すると水タンクとポンプの間に戻るMusicaの配管図と同じレイアウトになっています。
その後、スチームボイラーの圧力計をespressoparts.comさんでラマルゾッコGB-5に使われているものが取り付けスクリューサイズが一緒だったのでつけました。
以上の状態で2014年7月までトラブル無く使用できました。
7月に入ってから圧力計がそれまでは1.5気圧の辺りが上限値でしたが、1.7気圧くらいになることがあり、トップパネルを外して点検すると、ボイラーに巻きつけられた断熱材に亀裂のあるところが複数あり、断熱材全体が触れると弾力が低下して硬くなっています。
さらに見るとボイラーの右側面側配管接続部に白っぽく粉が噴いたようなリーク(漏れ)跡がありました。液体ガスケットの溶けた跡もあります。数ヶ月前点検したときは異常はありませんでした。リークや断熱材の劣化はオーバーヒートが原因と考えられます。
オスカーにはヒーター部品取り付ける167℃サーモヒューズが装備されています。
http://www.home-barista.com/espresso-machines/nuova-simonelli-oscar-wont-heat-up-help-t20462-10.html
ヒューズが切れていれば、ヒーターが作動しなくなりますが、そういった症状はありません。
プレッシャスタット(圧力スイッチ)はスチームボイラーの圧力を受ける弁にかかる力が設定値より低いとONに設定値になるとOFFになる、ヒーターを作動させるスイッチです。その誤作動の可能性(圧力が上昇したのにもかかわらずOFFにならなかった)が高そうです。プレッシャスイッチを利用したHX機の故障原因では多いようです。サーモスタットなどの熱センサーを利用した機種は直接センサーが水分に触れないので故障の要因は減ります。
Erektro'sでは以前のオスカーでは採用されていたsiraiというメーカーのプレッシャスタットへの換装を勧めています。信頼性、耐久性を期待して取り付けてみようと思いました。昨年から日本代理店向けはSiraiに変更されたようです。
http://www.elektros.it/P302%20Sirai.pdf
外形が大きく、Musicaの回路図にあるようにアンチバキュームバルブ(AVV)とボイラ圧力計をとりつけていたので、AVVを移動しないと取り付けできませんでしたが、ボイラーからスチームバルブまでをつなぐ配管から分岐させて取り付ける部品が販売されていたので現在の仕様のまま取り付けられることがわかりました。
それぞれの部品と一緒に新しい断熱材をとりつけて使ってみましたが、天板にアンチバキュームバルブ(AVV)のカバーが当たって塞がれ水分が蒸発しません。カバーがないと天板にバルブが当たりバルブが開放状態になります。
最初に購入したAVVの方が突き出しが短いことに気づいてそちらを付けたら具合が良くなりました。天板との空間が狭いと換気が充分できずに飽和して水溜りになりやすいので、カバーの高さは切り取って低くしました。
http://elektros.it/shop/en/oscar-modification-kit/119-kit-anti-vacuum-valve-boiler-predisposed.html
それぞれの部品の追加にあわせて同時に交換取り付けしました。
断熱材は。1.6mmほどの厚みで巻き直しし易そうなのでカーボン繊維のものを選んでみました。
●07300225 + 07300684 GIGLERという抽出温度を安定させる流量、速度を調整する部品を追加してみました。
Musicaのパーツリストに載っていてOscarには付いていない部品です。GIGLERと検索すると訳語は表示されませんが、オートバイのキャブレター部分に使われるノズルの画像などが出てきます。
http://elektros.it/shop/en/oscar-modification-kit/155-07300225-07300684-gigler.html
http://www.home-barista.com/espresso-machines/nuova-simonelli-oscar-temperature-stability-testing-t26490.html
●Musicaには水タンクとポンプの間にフローメーター(流量計)が装備されていて、シングル、ダブルショットの水量を設定するプログラム機能が付いています。プログラム機能にはpreinfusion(直訳すると事前点滴)蒸らし機能もあるようです。プログラム機能などないマシンではOscarでは抽出ボタンのonoff操作で蒸らすような動作させるるようです。その他 水タンクの容量が違う(Oscar2.3l,Musica3.0l)、給湯バルブとノズルが装備されています。
http://www.home-barista.com/espresso-machines/how-does-nuova-simonelli-oscar-preinfusion-work-t8492.html
8月22日訂正
オーバーヒートの際、ヒータをOFFにする安全装置が110V仕様にないとしましたが、パーツリストを確認したところTERMOFUSIBILE 250Vとあったので230V仕様の部品かと誤解しました。
実際はヒーター部品取り付ける167℃のサーモヒューズが装備されています。
http://www.home-barista.com/espresso-machines/nuova-simonelli-oscar-wont-heat-up-help-t20462-10.html
Oscar水圧回路図
http://www.nuovadistribution.com/images/Technical_Information/Hydraulic/Nuova%20Simonelli/Oscar%20-%20Hydraulic%20Diagram.pdf
Musica水圧回路図
http://www.nuovadistribution.com/images/Musica%20Photos/musica_hydraulic_diagram.pdf
オスカーはHX機の中でも低価格なので日本でもユーザーが増えているようですが、ブログなどで故障が取り上げられることが多いので、関連するであろうことをとりあげます。
シルビアは故障も無く利用できました。ただスチームの切り替え時間とパワー持続力は300mlのボイラー容量では限界を感じました。
設置スペースに制約があるのでできる限りコンパクトでスチームパワーがあるものが候補になりました。
設置場所が食器棚の中段にあるカウンターのため、水タンクにアクセスするためにマシンを前方に引きずり出さないとタンクを取り出せなかったり点検やメンテナンス面でも重量が軽く扱いやすいです(14㎏)。ステンレスより軽いABS樹脂製ボディーの優位なところです。同じ30cm幅のRocket Cellini タイプは23㎏から。
ヒーターの入ったスチーム用ボイラーの中に配管を通して熱交換(HX)を利用して抽出系統としている構成は、ダブルボイラー機やスチーム系統がサーモブロックになり独立しているものよりシンプルです。設置できるサイズでcoffeegeekなどのウェブサイトでレビューが多く浮上したのがシモネリのオスカーでした。
シルビアを購入したときには2リットルクラスのHX機でコンパクトなものがあるのだと思いましたが、樹脂製の角の無い丸みのあるボディーで圧力計無かったり、特徴のないシンプルな見た目に、それ以上に惹かれることはありませんでした。
購入検討時にほぼ同じボイラーやグループヘッドを利用したMusicaムジカやほかの2リットル前後のボイラーを持つHX機の機種と仕様を比較しました。
省略されている装備(マシンの保護、安全機能を持つもの)
●ウォーターポンプ系統用Over pressure valve(OPV) 設定を超えた過大な水圧を受けると開放する。(抽出圧調整弁として機能します)
グループヘッド周りにOPVのような圧力調整弁を装備すれば、抽出が進みコーヒーパウダーをお湯が抜けやすくなった時に抽出圧を下げることができれば、コーヒーの特に苦み成分の抽出具合を調整することができます。
●ボイラー内の温度変化で内圧が外気圧より低くなったときの負圧を逃がすAnti vacuum valve(vacuum breakers真空破壊弁)
ボイラや配管の内圧が低下すると外気圧によって押しつぶされる力がかかり、気圧の低いほうに吸い込む力が働きます。それらの悪影響を防ぐために装備されています。
ボイラーなどの圧力容器の運用では、一定の温度で運転を続けるのが機器にとって気圧変化の少ない安定した状態となります。暖気、冷却を繰り返すと気圧の変化で部品に負担がかかり故障をしやすくなるリスクが増えます。特に高温高圧で運転される機器たとえば原発などではそう言えるのでしょうが、オスカーではどうなのでしょうか?
圧力鍋にある圧力調節弁は負圧だけでなく、一定値以上の加圧も逃がしシューと蒸気が噴出して存在感があります。高価な部品でもないのに、なぜ装備しないのでしょうか。
後で説明するErektro'sでは電源onして暖気する際、スチームバルブを少し開放させることを勧めています。
●スチームやウォーターポンプの圧力計が装備されていない。
(スチームボイラー圧力計は暖気具合がわかる、プレッシャスイッチの作動反応がわかる、ポンプ水圧計は抽出圧の調整に必要。それぞれ数値で異常が読み取れます)
同じようなボイラー容量のマシンと比較して配管レイアウトなど特に変わったところはありません。省かれている装備などを利用しても故障が起こる場合でも、ほかの機種でも同様に起こる故障する部品の品質や寿命の問題、使用する水に含まれる石灰などのミネラル分が固体化する水垢の問題などが挙げられます。部品は他のHX機に利用されている部品メーカーの製品が多く採用されています。水垢の問題はメンテナンスで軽減できます。故障原因は複雑な場合もあり、どんな故障が多いのか気になるところです。
ある程度の構造と仕組み、故障診断や部品を取り外しての点検や部品の追加ができるので、イタリアから個人輸入で購入しましたが、ご自身や周りにおらられないのであれば、オスカーに限らず点検や修理などのメンテナンスが必要なので、それを考慮して購入先を決める必要があります。
Erektro's イタリアのシモネリ工場から5kmほどのところにある電気屋さんで補修部品や上記のコストダウンなどのために省略された部品を販売していて利用しました。 http://www.elektros.it/en/index.html
故障不具合の診断やメンテナンスについて http://www.elektros.it/en/tips-and-tricks.html
シモネリエンジニアさんの非公式なdescale湯垢対策という項目があります
●使用する水のBRITA浄水器を使っての除石灰
●6ヶ月に1回程度のクエン酸による除石灰を勧めています
日本メーカーの浄水フィルターは全般的に軟水なこともあり、さらにはミネラルは人体に有効なイメージがあるので石灰やミネラル成分を除去しにくいフィルター採用しているようです。集合住宅では給水管の腐食を防ぐためカルシウム皮膜を配管に付着させるために設備が設けられるぐらいです。BRITAのフィルターも仕様は地域によって仕様は異なるようですが、石灰分の除去性能は日本仕様でも確認できます。並行輸入品も購入できます。
購入直後にオーバープレッシャバルブ(OPV)ポンプとアンチバキュームバルブ(AVV)を取り付けました。
OPVは水がポンプを出たところに取り付けて、作動すると水タンクとポンプの間に戻るMusicaの配管図と同じレイアウトになっています。
その後、スチームボイラーの圧力計をespressoparts.comさんでラマルゾッコGB-5に使われているものが取り付けスクリューサイズが一緒だったのでつけました。
以上の状態で2014年7月までトラブル無く使用できました。
7月に入ってから圧力計がそれまでは1.5気圧の辺りが上限値でしたが、1.7気圧くらいになることがあり、トップパネルを外して点検すると、ボイラーに巻きつけられた断熱材に亀裂のあるところが複数あり、断熱材全体が触れると弾力が低下して硬くなっています。
さらに見るとボイラーの右側面側配管接続部に白っぽく粉が噴いたようなリーク(漏れ)跡がありました。液体ガスケットの溶けた跡もあります。数ヶ月前点検したときは異常はありませんでした。リークや断熱材の劣化はオーバーヒートが原因と考えられます。
オスカーにはヒーター部品取り付ける167℃サーモヒューズが装備されています。
http://www.home-barista.com/espresso-machines/nuova-simonelli-oscar-wont-heat-up-help-t20462-10.html
ヒューズが切れていれば、ヒーターが作動しなくなりますが、そういった症状はありません。
プレッシャスタット(圧力スイッチ)はスチームボイラーの圧力を受ける弁にかかる力が設定値より低いとONに設定値になるとOFFになる、ヒーターを作動させるスイッチです。その誤作動の可能性(圧力が上昇したのにもかかわらずOFFにならなかった)が高そうです。プレッシャスイッチを利用したHX機の故障原因では多いようです。サーモスタットなどの熱センサーを利用した機種は直接センサーが水分に触れないので故障の要因は減ります。
Erektro'sでは以前のオスカーでは採用されていたsiraiというメーカーのプレッシャスタットへの換装を勧めています。信頼性、耐久性を期待して取り付けてみようと思いました。昨年から日本代理店向けはSiraiに変更されたようです。
http://www.elektros.it/P302%20Sirai.pdf
外形が大きく、Musicaの回路図にあるようにアンチバキュームバルブ(AVV)とボイラ圧力計をとりつけていたので、AVVを移動しないと取り付けできませんでしたが、ボイラーからスチームバルブまでをつなぐ配管から分岐させて取り付ける部品が販売されていたので現在の仕様のまま取り付けられることがわかりました。
それぞれの部品と一緒に新しい断熱材をとりつけて使ってみましたが、天板にアンチバキュームバルブ(AVV)のカバーが当たって塞がれ水分が蒸発しません。カバーがないと天板にバルブが当たりバルブが開放状態になります。
最初に購入したAVVの方が突き出しが短いことに気づいてそちらを付けたら具合が良くなりました。天板との空間が狭いと換気が充分できずに飽和して水溜りになりやすいので、カバーの高さは切り取って低くしました。
http://elektros.it/shop/en/oscar-modification-kit/119-kit-anti-vacuum-valve-boiler-predisposed.html
それぞれの部品の追加にあわせて同時に交換取り付けしました。
断熱材は。1.6mmほどの厚みで巻き直しし易そうなのでカーボン繊維のものを選んでみました。
●07300225 + 07300684 GIGLERという抽出温度を安定させる流量、速度を調整する部品を追加してみました。
Musicaのパーツリストに載っていてOscarには付いていない部品です。GIGLERと検索すると訳語は表示されませんが、オートバイのキャブレター部分に使われるノズルの画像などが出てきます。
http://elektros.it/shop/en/oscar-modification-kit/155-07300225-07300684-gigler.html
http://www.home-barista.com/espresso-machines/nuova-simonelli-oscar-temperature-stability-testing-t26490.html
●Musicaには水タンクとポンプの間にフローメーター(流量計)が装備されていて、シングル、ダブルショットの水量を設定するプログラム機能が付いています。プログラム機能にはpreinfusion(直訳すると事前点滴)蒸らし機能もあるようです。プログラム機能などないマシンではOscarでは抽出ボタンのonoff操作で蒸らすような動作させるるようです。その他 水タンクの容量が違う(Oscar2.3l,Musica3.0l)、給湯バルブとノズルが装備されています。
http://www.home-barista.com/espresso-machines/how-does-nuova-simonelli-oscar-preinfusion-work-t8492.html
8月22日訂正
オーバーヒートの際、ヒータをOFFにする安全装置が110V仕様にないとしましたが、パーツリストを確認したところTERMOFUSIBILE 250Vとあったので230V仕様の部品かと誤解しました。
実際はヒーター部品取り付ける167℃のサーモヒューズが装備されています。
http://www.home-barista.com/espresso-machines/nuova-simonelli-oscar-wont-heat-up-help-t20462-10.html
Oscar水圧回路図
http://www.nuovadistribution.com/images/Technical_Information/Hydraulic/Nuova%20Simonelli/Oscar%20-%20Hydraulic%20Diagram.pdf
Musica水圧回路図
http://www.nuovadistribution.com/images/Musica%20Photos/musica_hydraulic_diagram.pdf
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